「雇用保険被保険者離職証明書」とは、従業員が退職し、雇用保険の資格喪失の手続きをする際、従業員に離職票の交付を行う場合に喪失届と一緒に申請する書類です。離職証明書の書き方に関しましては以下手順となります。
ジョブカン労務HRから電子申請を行う場合は、必ず電子申請準備前に離職証明書の編集画面でデータを入力してください。
提出方法に関しましては、こちらのヘルプページをご確認ください。
目次
離職証明書の確認方法
1.「進行中の手続き」>「退社の手続き」をクリックします。
2.該当の従業員の「退社の手続き」をクリックします。
「退社の手続き」を開始されていない方はこちらをご参照いただき、開始をお願いいたします。
3.関連書類の「雇用保険被保険者離職証明書」をクリックします。
4.右上の「編集」をクリックします。
5.雇用保険被保険者離職証明書の画面が表示されるので、必要な項目の編集・追加をします。
次に、ジョブカンにおける離職証明書の入力画面について説明します。
ジョブカンにおける離職証明書の各項目について
ジョブカンの離職証明書は、退職日をもとに自動計算される項目とされない項目がございます。
詳細に関しましては、以下内容をご確認ください。
自動入力される項目
ジョブカン労務HRの離職証明書の項目に関して、以下項目は自動算出いたします。
項目名(帳票の番号) | 表示条件 | |
被保険者期間算定対象期間(⑧欄) | ||
① | 離職日の翌日 | 入力した退職日の翌日 |
② | (A)一般被保険者等 | 入力した退職日の翌日の一ヶ月前の日~退職日(12ヶ月分) |
③ | 賃金支払基礎日数(⑨欄) | 被保険者期間算定対象期間の合計日数 |
④ | 賃金支払対象期間(⑩欄) | 入力した退職日の直近の給与の締め日支給日※1~退職日(12ヶ月分) |
⑤ | 基礎日数(⑪欄) | 賃金支払対象期間の合計日数 |
▼雇用保険被保険者離職証明書画面
※1 給与の締め日支給日の設定は、設定>法人情報にて設定していただいた項目が反映されます。
給与の締め日支給日が異なる方がいる場合、適用事業所の設定をしていただき、変更願います。
ただし、適用事業所の設定をする点に関して、注意事項がございますので、注意事項をお読みの上ご設定をお願いいたします。適用事業所についてはこちらのヘルプページをご確認ください。
離職証明書の各項目を管理者にて修正が必要な場合は、直接入力で編集が可能です。
入力が必要な項目
ジョブカン労務HRでは、上記自動入力項目以外は、管理者での記入が必要です。
賃金額は、ジョブカン給与計算との連携は行っておりませんので、管理者での直接入力が必要な項目です。(※2021年3月時点)
項目名(帳票の番号) | 項目説明 | |
賃金額(円)(⑫欄) | ||
① | A | ジョブカンでは月給者の賃金※1 |
② | B | ジョブカンでは日給者の賃金※1 |
③ | 計 | A+Bの合計金額(自動計算) |
④ | 備考(⑬欄) | 入力した退職日の直近の給与の締め日支給日~退職日(12ヶ月分)※2 |
⑤ | 賃金に関する特記事項 | 該当の従業員にて特記事項がある場合の明記欄 |
▼雇用保険被保険者離職証明書画面
※1 賃金額は、半角数値7桁以内か「未計算」を入力ください。
※2 「賃金支払基礎日数(⑨欄)」や「基礎日数(⑪欄)」が10日以下の方の労働時間は④「備考(⑬欄)」に入力ください。
なお、離職証明書への記載方法が2020年8月1日以降、法改正により一部変更されております。
詳細に関しましては、こちらをご確認ください。
帳票に、12ヶ月以上の対象期間を反映したい場合は、画面左下の「ページを追加」を選択ください。
帳票作成後に退職日変更等、日付変更をされた場合、離職証明書の期間は自動で変更されません。
期間変更する際には、画面左下の「日付を再計算する」を選択ください。
日数や賃金などを一括で変更したい場合は、「日数・賃金額の一括登録」をクリックし、作成されたCSVをダウンロードいただければ反映可能です。
※セルを空白の状態でアップロードすると、該当箇所の登録データが削除されますのでご注意ください
従業員に特記事項を記入したい場合は、「賃金に関する特記事項」に明記ください。
その他、離職票の記載方法に関してご不明な点がございましたら、
管轄の労働局やハローワークにお問い合わせください。
・都道府県労働局
・全国ハローワークの所在案内
以上でございます。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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